そうすれば、大好きな留学生達にも、学校で会えるから楽しみだ!
私が留学生と接点を持ったきっかけは、
私が研究室に一番よく話に行く教授が担当している授業の一つに、留学生達のクラスがあって、
そのツテで彼らのクラスを行き来するようになったからだ。
私がこのクラスに行きたいと思った本当の動機を、
最近まで誰にも語ることはなかった。
一つめの動機は、私を年齢だけで判断しない友達が欲しかったから。
自分の所属する学科やゼミの現役学生達の輪の中に、私は積極的に入っていけなかった。
それは、私が年齢を極度に気にしていたからで、
私には現役たちと交流しよう!という勇気が足りなかっただけだ、と今なら解る。
二つめの動機は、ある人との出会いだった。
その人は、日本で叶えたい夢を持っていることを教えてくれた。
私はできるだけ"彼or彼女"の立場に近い人から、
日本で生活する上での情報が欲しいと思った。
そして"彼or彼女"に、その情報を伝えてみたいと思った。
最初、このクラスに来た目的を尋ねられたとき、
私は本音を言わなかった。
私の理由は感情的すぎて具体的ではない、と私自身が恐縮してしまって、
もし本当の理由言ったら笑われるかもしれない…、と相手の反応が怖かったからだ。
私は彼らが大好きだ。
一緒にいると楽しい。
でも、ときには迷うこともある。
頭ごなしに日本の感覚を押し付けて、私にも強引で乱暴なところがあった。
なんで分かってくれないんだろう、って、
悲しくなったり、怒ったりしたりしたこともあった。
文化の違いだから、という一言で片付けるのは嫌いだ。
乗り越えたいし歩み寄りたい。
"国際交流"なんて、私には大きすぎてよく分からない。
私はただの民間人、彼らもまた同じ。