2007/01/17

カルチャーショック その1

本来の目的に戻ろう。
私の学校、学科について。
プロフィールにも紹介してあるとうり、私は仏教の教えを経営母体とする大学に通っている。
入学式で、袈裟をまとった学長の登場と、短い念仏が唱えられた。
あの衝撃は、今も忘れない。
その日は小雨が降っていて、春だというのにとても寒かった。
学長は、この雨を、仏教の伝説に登場する「甘露」という飲み物に例えていた。

―本日は天気が思わしくありませんが、これはみなさんのご入学を祝福してくださっている、天からの恵みの露~すなわち「甘露」だと私は思います。―

入学式や卒業式や、とにかく式典なんて、正直あんまり好きじゃないし退屈なだけだ、と思ってたけど、学長のこの話だけは今も心に残っている。

短いけど今回はこれで終わり。その2に続く。

2007/01/12

教養が欲しい

久しぶりに親しい教授に会いに行った。
教授はいつも、私の拙い話を真剣に聞いてくださって、励ましてくれる。
彼と話し終えると、私はいつも気持ちが救われる。

今日の彼の指摘どうり、私には忍耐が足りない。
そして何かをやり遂げようとする執念や踏ん張りも足りない。
このブログの一番最初の記事にも書いたとうり、
たった3ヶ月でmixiを退会してしまったこともそうだし、
今までの人生を振り返ると、有終の美を飾れたことは一つもない(気がする)。
積み重ねてきたもの(経験)が何もないから、私は自分に自信がない。
教授はそんな私に読書を勧めた。やり遂げる~本を読み終える。まず、そこから。

私は情けない弱音をぶつけた。
「私は、何年も本を読んでいません。
‘25歳の人間が読むにふさわしい本’って決まってるのでしょうけど、
今の自分に、そういうレベルの(成熟した)内容の本は、
きっと、私の頭と精神は追っつかないと思います。」
そして、名作と言われている作品でさえ、その題名だけを知っているにすぎないこと、
おおまかなあらすじは、いつもネットのレビュー欄を見て分かった気でいることを話した。
『星の王子様』も『クリスマス・キャロル』も。
教授曰く、今の私に一番いいのは小説だそうだ。
ネット上やメールで「自分の考えを言葉(文字)で表現する」のが苦手、と伝えたらそう返ってきた。


ネット上で、私は昔から幼く見られることが多い。
「中学生だと思った」と言われたときは、とても落ち込んだものだ…。
教養は普段の言動から自然と滲み出てくるんだな、と毎回恥ずかしく思う。
教養って、難しい言葉を使うとか、必要以上に何かを知ってることをアピールするのとも違う。
以前、教授が教えてくださったとうり「感動する気持ちや、‘知る喜び’を知る」ことこそが、
すべての「教養」につながるのかもしれない。
芸術にしても音楽にしてもスポーツにしても。

最近は、映画を見ても下の記事のとうり…。
確かにヘイデンに熱いものを感じたけど、
私がヘイデンのすばらしさを充分に表現できていないのが残念だ。


ネット上には、素敵な表現をしていて、閲覧者の共感を呼ぶのが上手な人たちがたくさんいる。
それは、その人の書く文章だったり、一生懸命描いた絵だったり、あるいはこだわって撮影されただろう写真だったりする。
私は、いろんな人の「好き」や、その人の、対象への「情熱」を見るのがとても楽しい。
私もそういう気持ちを経験してみたい。

2007/01/03

ヘイデン・クリステンセン 

今朝深夜4時から6時にかけて、新年最初のときめきが!
「海辺の家」という映画が放送されていて、その中で、まだ初々しい頃のヘイデン・クリステンセンを発見。
「スター・ウォーズ」シリーズの、若き日のアナキン・スカイウォーカー役の俳優、と言えばわかりやすいだろうか。
(ナタリー・ポートマン扮するパドメと恋に落ちる青年。)

はっきり言って、ヘイデンばかり目で追っていたので話の内容はあんまり覚えてないけど、
おおざっぱにまとめると、
死期の迫った父親が、別れた家族と一緒に海の見える場所に家を建てていく過程で家族の絆を取り戻していく、みたいなヒューマンドラマ系のお話。

今の時代、ハリウッドの若手俳優にしても日本のアイドルにしても、
時代を超えて通用する「正統派の美形」ってあんまりいない気がする。
現在、有名人に求められる要素は、「きれい」より「かわいい」、「憧れ」より「親しみやすさ」、
「退廃的な美」より「生命力あふれる陽気さ」といった感じか?
私がヘイデンに感じるのは、「~君は、トイレなんか行きません!」と言ってしまいたくなるくらいのトンデモなさ。
初めて雑誌で彼を見たときの印象が、笑顔ではにかむ姿より、
少し影のある感じの美しさの方がより強かったので、そう思ってしまうのかもしれない。

彼を「ジェームス・ディーンのようだ」と例える人もいるけれど、
もっと日本人に馴染みのある人物で例えるなら、ジャニーズの「嵐」・松本潤が一番近いと思う。
彫りの深さはもとより、どことなくクラッシックな時代の雰囲気がただよう色香とか、
横顔向いたときの少しアンニュイな表情とか、あくまで「黙っていたら」の話だけど。

話が逸れすぎたけど、「海辺の家」はDVDを絶対買う!







 

2007/01/01

新年の抱負~ブログ継続

新年あけましておめでとうございます。
投稿時間の設定が海外のものになっている? 日本時間では新年向かえました。
ベーグルブロガーには昨年の7月頃、登録だけしていたけど、日記をここに投稿するのは初めてです。緊張…。

あんまり文を書くのは得意じゃないけど、今度は頑張りたい。
「今度は」というと、以前ソーシャルネットワーキングサービスのmixiに参加していたけれど、
気負いすぎてわずか3ヶ月で退会してしまった過去があります。(--;)
今回違う場所ですが、もう一度挑戦してみようと思ったきっかけはROMだった自分にも限界を感じたから。
正確に言うとROM(Read Only Menber)ではなく、
私はネット上で自分のホームページやブログを持たず、
気に入ったサイトへコメント欄で意見を送るだけの交流だった。

ネット上で、ホームページを持っている人達同士の相互交流が盛んに行われているのを目の当たりにしたとき、
自分と他の人との違いをはっきり意識した。
そして、私のやり方のままでは、いま一歩踏み込んだ交流がまったくできないこと、
つまり、自分の意見があんまり主張できないこと
(人様のページなのであまり私情は説明しにくいし、自然とそういう報告などは遠慮する気持ちになる)を今更だけど感じた。
あんまりパソコンに詳しくないのでいきなりのホームページ運営は、まだ難しいけど、
まずはここをネット上の「家」にして、私情の連絡や近況報告はなるべくここで説明してみる。
邪道な使い方かもしれないけど、まぁ、とりあえずはそんな感じで。
今度は続きますように。